矯正歯科・・・・・・ 矯正治療を希望される方のほとんどが、見た目を良くしたいという方が多いのですが、もちろん見た目(審美)も大切ですが、歯並びを良くする事でブラッシングをしやすくする事で、カリエスや歯周病を予防するという事が非常に大切だと思われます。 また、矯正治療はただ常に綺麗な歯並びを作ればよいというものではなく良く噛める安定した噛み合せを確立するという機能面も非常に大事なことです。軽はずみに見た目の美しさだけを追求した矯正治療を行ってしまうと、後になって機能の不調和などから、色々な不定愁訴[肩こり・頭痛など]を引き起こす結果になってしまうこともあります。 かみ合わせという重要な機能を正常に保ちながら、もしくは回復しながら歯並びを綺麗にしていく事こそ本来の矯正歯科治療です。最近では噛みあわせと全身の不定愁訴が密接な関係にあることが言われています。 お子様のあごの発育、噛み合せ誘導治療(将来の美しい顔立ち、かみ合わせのために) 最近は小顔ばやりの世の中で顎の小さい顔がもてはやされているようです。現代っ子を見ていると下顎のほっそりした顔立ちがとても多くみられます。小顔のオードリーヘップバーンも顎はしっかりしています。テレビアナウンサー、一流のスポーツ選手も顎はしっかり発達しています。 かみ合わせの悪さと共に引き起こされる、姿勢のズレ、口腔周囲の筋肉の機能異常は小さい頃から徐々に蓄積された結果です。約4歳~12歳までにお口の発育誘導が必要です。 以上の様に、矯正治療には色々な問題が絡み合う為に、術者・患者・保護者(未成年の場合)の三者が協力をしないと矯正治療が成功しないのです。よって、矯正治療を希望される場合、よくお考えの上決定される様お願い申し上げます。 |